HOI4

純粋バニラの航空対艦攻撃が強烈であることはよく知られている。コメントにあったので調べてみた。
日米双方の研究は概ね1940年まで終わっている状況にして、ドクトリンは互いに基地攻撃と作戦整合性が終了している。

陣容

まずアメリカ側で、これまで使ってきたのと同様の空母機動艦隊を建造し、訓練する。
空母 12023 ×4
巡洋戦艦 9284 ×4
軽巡 4123 ×12
駆逐 890 ×20

総コストは152504となる。
主力艦には対空砲III型とレーダーIII型を載せた。軽巡にも両用副砲があるので対空は少しある。
艦載機のコストは考えないことにするが、一応半々で載せておこう。

次に日本側で、40年型の近接航空支援機(CAS)、戦術爆撃機、戦闘機、対艦攻撃機は36年型と40年型、そして桜花を用意する。無改造で、最初だけ訓練した状態にする(ただし桜花は訓練できない)。
これを100機×8部隊、CASでもほぼ航続距離の足りる東シナ海に飛ばす。

O東シナ.jpg

アメリカ側は、艦隊を修理しない設定にして東シナ海で哨戒させる。

結果

機種、艦隊を全滅させるまでの日数、損失機数、損失コストの順番で示そう。

CASII 20日 500機 12000
術爆II 15日 350機 13650
艦攻I 11日 300機 7800
艦攻II 8日 150機 4200
隼神風 5日 1350機 35100
桜花 3日 750機 10500

最もコストが高いのは隼の神風だが、それでも空母機動艦隊の5分の1のコストである。はっきりいって話にならない。
バニラは航空主兵の世界なのだ。

防空艦を入れてみよう

空母機動艦隊の軽巡のうち、1隻を防空艦に入れ替える。コストは1000ほど高くなる。

O防空.jpg

CASと隼神風だけを試してみた。

CASII 20日 600機 14400
隼神風 5日 1700機 44200

防空艦を1隻入れると、被ダメージ速度はほとんど変わらなかったが、撃墜機数ははっきりと増えている。

潜水艦

東シナ海は浅海だから、潜水艦にとっては魔の海域といえる。
空母機動艦隊と同じコストでシュノーケル付き40年型潜水艦を180隻用意しよう。
日本側はマラヤからゴムを輸入して東シナ海に100隻の輸送船を通した上で対艦攻撃する。

結果、CASIIでも2週間で潜水艦が全滅したので、これ以上試す気は失せた。

まとめ

レポート筆者の見解は次の通りである。

1.
爆撃可能な航空隊を800機用意できる場合、航続距離が届きさえすれば、空母機動艦隊を余裕で壊滅させることができる。
したがって、機動艦隊はできるだけ自軍の制空権内か、少なくとも艦攻の届かない広い海のど真ん中で運用すべきである。
潜水艦による通商破壊も、制空権のない狭い浅海で運用してはならない。最低でも、制空権があるか、航空機が届かないほど広いか、深海であることのどれか一つは満たしている必要がある。

2.
艦隊の中に防空艦が1隻入ると、航空機側の損失機数がおよそ1.2倍になると考えてもいいと思う。
つまり、防空艦は陸上攻撃機の攻撃に対しては気休め程度の効果しかない。
ただし普通の軽巡を防空軽巡に入れ替えることによる艦隊側の増加コストは1500もないから、航空攻撃側に損失させるコストを考えるとコスパは悪くはない。
また、空母の攻撃機は戦闘中は補充されないはずだから、空母決戦では相手の損失機数を増やすことは重要であり、防空艦を入れることは考慮に値するだろう。

3.
反対にいうと、本格的な機動艦隊を壊滅させるには、少なくともこの損失機数以上の航空機を用意する必要がある。
相手が防空艦を入れていることを考慮すると、致命的なダメージを与えるためには術爆IIなら最低でも500機、艦攻IIでも200機程度は一つの空域に飛ばし、かつ航続距離が届いて制空権も確保できていなければならない。

4.
神風は撃沈速度は一番早いが、コストは圧倒的に高い。相手が空母機動艦隊だから割に合っているが、相手の艦種によっては赤字になる可能性もある。
対艦攻撃だけを考えるなら、40年までの技術でコスパが一番いいのは(当然だが)艦攻IIである。

おまけ(ネタです)

本当に絶対に航空隊に勝つことはできないのか?
これを使ってみよう。対空のことだけ考えた防空艦である。

OO超防空.jpg

これで防空艦隊を編成する。先ほどの空母機動部隊と同じコスト150000を目安に22隻用意する。
さらにさらに、さっきまでずっと天候をオフにして試してきたが、天候をオンにする。提督にキング将軍を配備し、対空攻撃のスプルーアンスに参謀についてもらう。ここまでやればなんとかならないか?

日本側には、同じコスト150000分だけの航空機を配備して訓練する。

さあ、東シナ海で決戦だ。
まずは最もコスパの悪かった隼神風から戦ってみよう。

OOトンボとり.jpg

面白いようによく落ちる。まるでトンボとりでもしているようだな
3か月ほどで相手の動きが全くなくなった。こちらは19隻残存している。日本側をのぞいてみると……。

OO神風.jpg

神風を削り切ることに成功した!超防空艦隊は同コストの神風を削り切れるぞ!

次に術爆II。

OO術爆.jpg

5か月で削り切った。こちらは14隻残存である。

そしてCASII。

OOCAS.jpg

7か月。この辺から安定しなくなり、負けるパターンもある。このときは12隻残存。

ここからが本番だと思うだろうが、これ以上は勝てなかった。
ちなみに艦攻IIに対しては1か月半で全滅、相手方は755機損失で損失コスト21140。
桜花に対してはなんと15日で全滅させられた。相手方は2423機損失で損失コスト33922。
まあ艦隊は本来は修理できることを考えると、艦攻との戦いは本気でやれば分は悪くないのかもしれない。そんなことをやる意味は全くないけど。
というか桜花のコスト安すぎるだろ……。


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Last-modified: 2021-08-22 (日) 14:42:46