http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265553952.v1589536512.jpg

『戦争を終わらせる戦争』と評された激動の第一次世界大戦は、世界に変化をもたらした。

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265553988.v1589537029.jpg

当時、世界の秩序を築いた列強諸国は一発の銃弾によって、二つの陣営に分かれて総力戦に挑んだ。
戦争は数年にわたり続き、膨大な人命と資源を浪費した。
やがて長期の戦争により、強国として君臨していた国家が次々に崩壊するか、
あるいは崩壊を免れても国家を大きく疲弊させ、強力な筈の世界秩序は変革を余儀なくされる。
この秩序の変革の波はルーマニアとロシアの狭間にあるベッサラビアにも押し寄せた。

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265553949.v1589536438.jpg

19世紀以来、ロシアが支配を続けていたこの地は支配者であるロシア帝国が
革命により崩壊したことでルーマニア人による活動が活発化。
やがて現地に評議会が設立され、モルダヴィア民主共和国が成立。

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265554057.v1589537713.jpg

モルダヴィア民主共和国は、成立当初からルーマニアの強い影響を受けていた。
このため国内ではルーマニアとの統合を望む世論がすぐさま高まり、
促される形で連合のための選挙を行おうとするが、選挙の結果次第では連合は不可能となる。これを恐れたルーマニアは介入を決断した。

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265554128.v1589538147.jpg

1918年2月、ルーマニアは軍を動員してモルダウィア首都のキシナウへ侵攻したことで状況が一挙に悪化する。
ルーマニア軍の大規模な介入に反発する左派がボリシェヴィキの支援を受け、各地で反乱とソ連の介入を要請したのだ。
赤軍はベッサラビアへ侵攻を仕掛け、反乱への対応に苦慮するルーマニア軍を駆逐、モルダビア自治共和国を成立させた。
これで安定するかと思われたが、この政府もポーランド・ソビエト戦争でソ連が敗北すると同時に崩壊。
ほどなくベッサラビアは内戦状態に陥った。

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265554133.v1589538589.jpg

ベッサラビアの混乱は長引き、ルーマニアかソ連の介入がなければ内戦の終結の見通しが立たないほどに悪化。
混乱は永遠に続くかと思われた。ある一人の青年が現れるまでは──

http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265554140.v1589538928.jpg

望月冬夜と名乗る青年がいつごろからこの地にいたか、あるいはなぜ滞在していたのかは記録にない。
しかし、彼は歴史の表舞台に現れるや、情勢が大きく変化した。
彼は民族主義者、共産主義者を撃破し、ベッサラビアを統一し『ブリュンヒルド公国』を建国を宣言。
この素早い動きにルーマニア、ソビエト連邦は国内の混乱を収めることに注力していたこと、
両国が互いに国境を接することを恐れたことで、やむなく独立を承認。
こうしてブリュンヒルド公国は緩衝国ではあるものの、独立国家としての歴史を歩むことになった。

 
 
 
 

独立から数十年、この国は政府の無力と腐敗により衰退の一途をたどっていた。
http://art5.photozou.jp/pub/88/3225088/photo/265553320.v1589533351.jpg

 
 

【FullkaiアドオンAAR】異世界はHoi2とともに。/赴任、そして始まりに進む
異世界はHoi2とともに。に戻る


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2020-05-17 (日) 18:16:14